こんにちわ。
まなすけまなこ(manasukemanako)です。
証券会社大手の楽天証券もロボアドバイザーの「楽ラップ」を提供してます。

ロボアドバイザーはAIが自動で資産運用をしてくれるので、最初の手続きを終わらせれば後はほったらかしでOKです。
楽ラップは他のロボアドバイザーと同じく、16個の質問に答えることで運用コースを決めておすすめのポートフォリオを構築して資産運用をしてくれるので簡単です。
今回は同じロボアドバイザーとウェルスナビとテオとの違いも織り交ぜながら、楽ラップについて詳しく紹介していきます。
この記事のポイント!
- 投資一任契約でおまかせ資産運用を実現
- 下落ショック軽減機能(TVT機能)でリスク軽減
- 楽ラップはほったらかしで資産運用ができるので簡単
クリックできる目次
楽ラップの特徴
おまかせ資産運用
楽ラップでは、16個の質問に答えることでロボアドバイザーがおすすめの運用コースを提案。
購入する銘柄選びや売買・管理までお任せすることができるので、運用にかかる時間を節約することができます。
また、楽ラップでは特徴の異なる9つの運用コースを用意しており、リスクやリターンを調整してくれる優れものです。
運用コース | TVT機能 | 特徴 |
保守型 | TVTなし | とにかく慎重に運用したいコース |
やや保守型 | TVTなし・TVTあり | 基本は慎重だけど少し攻めたいコース |
やや積極型 | TVTなし・TVTあり | 資産の保全を図りつつ攻めたいコース |
積極型 | TVTなし・TVTあり | リスクをある程度承知で収益性を求めるコース |
かなり積極型 | TVTなし・TVTあり | リスク関係なしに収益性を求めるコース |
ロボアドバイザー
- 楽ラップのロボアドバイザーは、フィンテックベンチャーのFinatextと共同開発したロボアドバイザーを利用しています。※Finatextは2014年設立の東京大学発Fintechベンチャー企業
楽ラップのラップサービスでは、一人一人の資産運用に対する考え方に沿った運用方針に基づいて、銘柄選びや売買・管理をすべてお任せする「投資一任契約」を結ぶサービスを提供しています。

下落ショック軽減機能(TVT機能)
株式市場の値動きが大きい状況が続いた場合、比較的影響の少ない債券へ配分を自動で増やしてくれる機能です。
価格変動による影響を軽減したい方におすすめの機能ですね。
9つの運用コースにはTVT機能なし/ありがあるので、TVT機能が必要ない場合はTVT機能なしの運用コースを選択しましょう。
- 株式市場の値動きが大きい状況が続いた場合、損失を緩和させる効果が期待できる
- TVT機能が動いている時に株式市場が上昇した場合、上昇分を確保できない可能性がある

運用計画の見直し
楽ラップのおまかせ運用を始めた後は、状況に応じて運用コースや積立額の調整をしましょう。
楽ラップは、毎月の積立金額から追加投資、運用コースを変更することが可能です。
毎月の投資が難しくなった時や急な出費が必要になった時も、いつでも変更・解約することができるので安心ですね。
見直しポイント
- 積立:毎月1万円から自動追加投資が可能
- 増額:1万円から追加投資可能
- 運用:運用開始日の翌々月から運用コースを変更可能
- 減額:運用開始日の翌々月から投資資金の一部を換金可能
- 解約:運用開始日の翌々月から投資資金の全部を換金可能
減額の場合、預けている資産が一定金額(5万円)を下回ると、運用が困難であると判断され、契約解除される可能性があるので注意が必要です。
継続して楽ラップを利用したい方は、減額の際、残りの資産が5万円以上になるようにしましょう。
分散投資
楽ラップは、資産運用会社(マーサー・インベストメント・ソリューションズ)のアドバイスにより資産配分を決定しており、年に1回資産分配の見直し(戦略的資産配分)を、3カ月に1度の中期的な資産配分の見直し(動的資産配分)を行っています。
マーサー・インベストメント・ソリューションズ
- 40年以上にわたり約24ヵ国において投資家に資産運用コンサルティングおよびソリューションを提供するリーディングカンパニー

最適な低コストファンドの選定
運用にかかるコストは、長期運用において一番パフォーマンスに影響がでる要因です。
楽ラップは、低コストのインデックスファンドの中から最適なファンドを選んでいるので、コスト削減により長期運用パフォーマンスの向上が期待できます。

自動分配調整(リバランス)
長期運用中は、経済状況によりポートフォリオが崩れてしまうことがあります。
ポートフォリオが崩れたままだと理想の資産運用ができなくなってしまうので、ポートフォリオにズレが生じた場合はズレの修正が必要です。
楽ラップは自動分配調整(リバランス)機能を提供しているので、ポートフォリオのズレを自動で修正してくれます。
リバランスにより、特定の資産の割合が増えないことやリスクを分散する効果が期待できますね。
手数料
ロボアドバイザーによる診断や申込手数料はなく、初期コスト0円で利用することができますが、楽ラップで運用している資産については「ラップサービスの運営・管理費用」がかかります。
「ラップサービスの運営・管理費用」には「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2つのコースがありますが、どの程度の運用成果が得られるかで選択しましょう。
1年間の収益率が2%を超える場合は「固定報酬型」、超えない場合は「成功報酬併用型」がお得です。約70%の方は「固定報酬型」を選択しています。
「ラップサービスの運営・管理費用」以外に、ファンド費用が必要になるので注意が必要です。
ファンドの運営・管理にかかる費用(ファンド費用)は最大で年率0.248%になるので、「固定報酬型」の場合は最大年率は0.963%になります。
固定型報酬
- 固定報酬(0.715%)+ファンド費用(0.248%)=最大年率0.963%
運用実績
2019年6月から、楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」に投資を始めました。
1ヵ月目は+1,516円(+1.51%)で、8月に一度̠マイナスになってしまいましたが、10月には5,000円のプラス収支に。
まだ5ヵ月目なので、今後の結果がどうなるかわかりませんが、毎月このぐらいの利益が得られれば最高ですね。
ウェルスナビとテオと同じくロボアドバイザー投資は「長期的に投資・リスクを分散・複利効果で利益を得る」投資です。
1ヵ月や半年程度で何万円も利益を生み出すことは難しいかもしれませんが、リスクを分散させて複利効果で少しずつ資産を増やしていくことはできます。
今月から楽ラップの運用実績を紹介していくので、これから始められる方の参考になれば幸いです。
運用条件
- 楽天証券の楽ラップを利用
- 10万円を投資して積立投資なし
- ボーナス時の追加投資なし
月 | 購入価格 | 運用実績 |
2019年6月 | 100,000円 | 99,910円(-80円) |
2019年7月 | 100,000円 | 101,516円(+1,516円) |
2019年8月 | 100,000円 | 9,8558円(-1,442円) |
2019年9月 | 100,000円 | 101,839円(+1,839円) |
2019年10月 |
100,000円 | 105,133円(+5,133円) |
2019年11月 |
100,000円 | 107,173円(+7,173円) |
楽ラップの始め方
簡単5STEPで楽ラップを始めることができます。
すでに楽天証券で口座を開設している方は、質問に回答してログイン・申し込みするだけでOKです。
資産運用開始前に、パフォーマンスの予測やシミュレーションも確認できるので忘れずに確認しましょう。

- お申し込み
- 運用開始
- リバランス・再投資・配分見直し・増額・減額・運用コース変更
- 解約
楽ラップの評判
楽ラップ、ウェルスナビ、テオのロボアドバイザー3つにそれぞれ10万円を運用させて約1ヶ月
楽ラップ 約3000円増
ウェルスナビ 約5000円増
テオ 約2000円増と、差はあるものの、まずまずの結果である#楽ラップ#WealthNavi#THEO#投資信託#ロボアドバイザー pic.twitter.com/1qvAHpLSHG
— akatsukis012 (@akatsukis012) 2019年2月21日
絶賛仮想通貨で資産溶かしてるけど、ロボアドバイザーは絶好調。
ウェルスナビで10%、楽ラップで11%ほど利益出てる。
分散投資はやっぱり強い。#ウェルスナビ #WealthNavi #楽ラップ #ロボアド— サボ (@apple6_679y0705) 2018年1月19日

まとめ
手数料が1%未満で利用できるのが魅力ですね。また、ウェルスナビやテオにはない下落ショック軽減機能(TVT機能)により、下落時のリスク分散ができるのもおすすめできるポイントです。
リーマンショック時のように、今までの歴史上必ずどこかで下落しているので、この下落ショック軽減機能(TVT機能)により投資リスクを軽減できますね。
楽天証券の総合口座をお持ちの方はすぐに開始できるのでおすすめですが、口座をお持ちでない方はウェルスナビやテオのほうが手数料が安く気軽に始めることができるのでおすすめです。
ただ、楽天証券は楽ラップ以外にもNISAやiDeCo、投資信託の取り扱い本数も多くおすすめの証券会社です。無料で口座開設できるのでこの機会に口座開設を考えてみてもいいですね。

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