こんにちわ。
まなすけまなこ(manasukemanako)です。
シンガポール観光編はじまりました!
シンガポールに行ったら絶対に外せない観光スポットシンガポール動物園。
「動物園なんてどこも同じでしょ?」と思う方にぜひご覧いただきたい…!!
今回「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」のシンガポール3大動物園に行ってきましたので、この3つの動物園の魅力についてたっぷりご紹介したいと思います。
長くなりそうなので今回は行き方とその魅力について、次回は実際の園内の様子を中心にまとめていきます。
シンガポール動物園の行き方
「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」の3園はほぼ同じ位置にあり、シンガポール市内から車で約30分程の距離にあります。
動物園間の移動に時間はかかりませんので、短い旅行日程でも気軽に複数の園に立ち寄る事ができると思います。
(住所) 80 Mandai Lake Road, Singapore 729826, Singapore
レンタカーを借りてもよいですが、実はシンガポールでの移動はタクシーが断然おすすめ!
日本のタクシーより格安なので気軽に利用することができます。
- シンガポール市内から動物園まで$30前後で乗車できる
- 日本と比べ格安料金で乗車できる(初乗りは$3)
- 乗り方は日本と同じでチップは不要なので簡単
- タクシー乗り場またはホテルなどから乗車が可能
タクシーに乗車する際の注意点は以下です。
- ドアは自動で開かないので自分で開ける
- シートベルトは着用必須
- 支払いは現金が好まれる(クレジットカードは手数料10%加算)
- 深夜料金あり(24時~6時:25~50%割増)
- ホテルなどでの乗り降り($3,4追加)
- ラッシュアワー(月ー土17時~24時:中央商業地区走行$3追加 / 平日6時~9時半、18時~24時:25%割増)
メリットの多いタクシー移動。今回のタクシーを利用して動物園に行った際に気づいたことが一点だけありました。
それは…
注意ってほどでもないけど上記のgoogle mapsを見て頂くとわかりやすいのですが、シンガポール市内から動物園へは大きく二手に道が分かれています。
- 左ルート(21分):パイ・アイランド・エクスプレスウェイ
- 右ルート(26分):セントラル・エクスプレス・ウェイ
どちらでも着くので「動物園に行きたい」と言うとだいたいの運転手さんは距離の若干長い右ルートを選択します。交渉できるなら左ルートの方が近いのでおすすめです。
続いてシャトルバスでの移動パターンもご紹介。
サファリゲートという名称のシャトルバスがありますので、こちらを利用しても動物園に行くことができます。
シャトルバス利用の場合
- シンガポール市内から動物園への直通バス(名称:サファリゲート)
- 乗車場所:マリーナベイのサンテックシティ(最寄り駅:エスプラネード)
- チケット売り場:Duck&Hippo
- 乗車料金:片道$7(往復$12)※大人子供同一料金
- 所要時間:40~45分
シンガポール市内からのアクセスも抜群!アクセスのしやすさ以外にどんな点が魅力的な動物園なのかも見ていきましょう。
シンガポール動物園の魅力
日本の大人気動物園である北海道の旭山動物園もこちらの動物園を参考にしたと言われています。
この「美しさ」って一体どういう意味なのか?
ここがこの動物園が他の動物園とは一線を画す人気の動物園たる所以。さっそく「世界一美しい」と称される理由を解き明かしていきましょう!
シンガポール動物園はどんな動物園?
(引用:https://www.wrs.com.sg/en/about-us/about-singapore-zoo.html)
「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」「ジュロンバードパーク」は自己資金提供組織「ワイルドライフ・リザーブ・シンガポール(WRS)」が管理運営している動物園です。
ワイルドライフ・リザーブ・シンガポールの活動の基本理念は「動物たちの生活、そして種を守っていくこと」ですので、動物園を管理運営する目的は単純に珍しい動物の展示ではないという事がよくわかります。
動物園の管理運営の目的として公式ホームページに記載がありました。
以下公式HPより一部抜粋
To better meet the healthcare needs of its animals and working towards its aspiration to become a leading global centre of excellence for veterinary healthcare and research, a purpose-built Wildlife Healthcare and Research Centre was set up in March 2006.
Singapore Zoo is part of Wildlife Reserves Singapore. The Zoo is a designated rescued wildlife centre by the governing authority.
(引用:https://www.wrs.com.sg/en/about-us/about-singapore-zoo.html)
まなこの雰囲気翻
- 動物たちのよりよい健康づくりと、獣医医療および研究の為の世界有数の卓越した主要都市になるという熱い思いから2006年3月に野生動物ヘルスケア研究センターが設立されました。シンガポール動物園はワイルドライフリザーブシンガポールの一部です。動物園は治安当局によって指定救済された野生動物センターなのです。
上記の内容から動物園の管理運営の目的は
- 獣医医療および研究のための野生動物のヘルスケア研究センター
- 絶滅を危惧されている野生動物の保護センター
であることがわかります。
また、動物たちの住みよい環境を守るためには動物たちの生態を広く伝える必要性があるという考えから、より自然な姿の動物たちの姿を見せよう!という熱い思いがこの動物園には込められているようです。
気になる!具体的な活動内容とは?
生活環境の再現とオープンコンセプトでストレスフリーな生活
シンガポール動物園の敷地面積は26ヘクタール。園内には広大な敷地が広がり、その中に300種2,400以上もの個体が飼育されています。年間1,900万人が訪れるシンガポール動物園が他の動物園と決定的に違う点。それは…
オープン・ズー・システム!!
を採用していることにあります。
オープン・ズー・システムとは
- 無柵放養式展示。柵や檻で動物たちを囲わず空堀や水堀、木や石などの自然な構造物を使用することで観客と動物の間の障壁をなくし、より開放的で動物たちを身近に感じることができる展示を実現している。
通常の動物園ですと、動物と観客の間にガラスや柵を作る事で両者の安全を確保しています。
一方でシンガポール動物園は元々植林地だった土地の特性をうまく活かし、植物、堀や水、石など自然の構造物をうまく利用することで動物と観客の間にある障壁をできる限り小さくしています。
視覚的な境をなくすことで観客はより自然な野生に近い状態の動物たちの様子を見る事が可能となっているのです。
シンガポール動物園の美しさ、その魅力とは
「オープンズーシステム」と「より自然な生息環境の再現」によってシンガポール動物園は動物にも観客にも優しい、見た目にも心にも美しい動物園を実現しています。
より野生に近い生息環境の実現と飼育管理、動物たちのプロフェッショナルたちによるヘルスケアによって、動物たちが生き生きと暮らしている様子はまさに「美しい動物園」と称される所以ですね!
今回はシンガポール動物園がその他の動物園とどう違うのか、その魅力に迫ってみました。
次回、実際のシンガポール動物園の様子や見どころをご案内していきます。お楽しみに!!